ノートン製品の自動延長料金は高い!継続更新を停止して新規契約する方がお得?

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おすすめセキュリティソフト:ノートン

最近は色々巧妙に攻撃を仕掛けてくるコンピューターウイルスが多いので、知人からのセキュリティーソフトは必要か不必要かという問いかけには、間違いなく必要だと答えています。

Windows10やWindows11には、「Windows Defender」という無料のウィルス対策ソフトが搭載されています。

「Windows Defender」も無料の割にはかなり優秀で、ある程度のウイルス対策には充分効果があります。

普段、パソコンでニュースを見たり、趣味の情報を検索したり、Youtubeなどを見て楽しんでいるだけなら「Windows Defender」だけでも充分でしょう。


但し、無料ということも有りウイルス定義の更新が遅めで、新しいウイルスに対する対策が弱めということや、サポート体制が充分ではないという弱点もあります。

ということで、仕事に利用することが多く、より細かい検索をしたり様々なソフトウエアや画像や動画をダウンロードしたりする方は、やはり市販のセキュリティソフトの導入をオススメします。

目次

これまでに使用したセキュリティソフト

一番最初に利用したセキュリティソフトは「ウイルスバスター」です。

当時購入したパソコンにバンドルされていたソフトだったので、何も考えずに利用しました。

もうだいぶ前の話なので現在の状況はわかりませんが、当時の「ウイルスバスター」は最悪でした。

動きは重くなるし、大事なデータも消えてしまい、パソコンもおかしくなってしまいました。


パソコンとの相性もあったのかもしれませんが、次のパソコンでは流石に「ウイルスバスター」は避けました。

そこで試したのが「ノートン」です。

これもかなり前の話なので、パソコンのスペックの問題もありますし、現在に比べるとパソコンへの負荷が重くて動きはあまり芳しくなかったのを記憶しています。

しかし、「ノートン」も年ごとにバージョンアップし、パソコンのスペックも良くなるにつれて動きは全く気にならなくなってきました。


仕事で利用するので、パソコンも複数台所有するようになり、試しに「ESET」や評判のいい「カスペルスキー」なども入れたことがあります。

評判通り両方とも良いのですが、長年利用している「ノートン」に慣れてしまい、プレミアムなら台数も最大5台まで利用できるようになったので、結局「ノートン」を複数台のデバイスに入れて使っています。

dellやHPのパソコンを購入することが多いので、バンドルされている「マカフィー」の選択も可能ですが、「ノートン」を長いこと利用して一度もウイルス感染などの被害にあったことはないので、今の所は変更する予定もないです。

ノートンの不満点:その1

ウイルス対策に関しての「ノートン」への不満はないのですが、それ以外の不満点はいくつかあります。

仕事で使うので、色々な無料ツールや購入したツールをインストールする機会が多いです。

ところが、利用ユーザーが少ないツールなどは、インストールする時点で弾かれて自動的に削除される事が多いのです。

それだけセキュリティが厳しいと言えるのですが、なかなか立ち上がらないと「あ~またか!」と…

もちろん復活は出来るのですが、最初は流石に焦りました。


復活させるには、まずノートンを立ち上げて「履歴」をクリックします。

ノートンの不満点1-1


左側の画面で該当するツールなどを見つけたら、カーソルを合わせると右側に概要が表示されます。

上部の「推奨する処理」に表示される「復元」ボタンをクリック、上に表示されていない場合は「その他のオプション」から「復元」をクリックします。

ノートンの不満点1-2

表示されるまでに若干時間がかかるので、何度か立ち上げていると「復元」ボタンは表示されます。

「ノートン」がしっかりパソコンを守ってくれているという証拠でもあるのですが、毎回手動で復活させるのが面倒くさい事がちょっと不満です。

ノートンの不満点:自動延長サービスは割高?

通常ソフトウエアや各種サービスは、自動更新すると割引価格のオファーを受けたりしますよね?

何故か「ノートン」の場合、自動延長サービスはかなり割高になります。

この素人を騙すようなやり方には納得いきません。

また、これは物価上昇分もあるので致し方有りませんが、年々ノートンの利用料が高くなることにも少し不満を感じています。


個人的に利用している「ノートン」は、2020年に更新をしました。

その時に受け取った「eメール」の内容が下記になります。

ノートンの自動更新1


2020年に受け取った自動延長オファーは「10,980円(税込:12,078円)」になっていますが、よく見ると1年間の更新です。

そこで過去の領収書を探し出してみると、前回の延長更新で支払ったのは「12,398円(税込:13.637円)」、その前の更新は「11,410円(税込:12,551円)」になっていました。

これは、両方とも1年間ではなく3年間の更新です。


利用できる台数は、前回・前々回ともに3台で、新しいプランの「ノートン360 プレミアム」は5台になるので単純に比較はできませんが、3倍近くに金額が上昇したということですよね?

これは解せません。

しかも、2021年10月時点の自動更新価格は「12,980円(税込)」なので、1年間で既に1,000円ほど価格が上昇しています。

ノートンの自動更新2

自動更新は止めて新たに契約したほうが得する?

「ノートン」の更新は止めて金額の安い「ESET」にしようかな~などと悩みましたが、結局また「ノートン」を3年間更新して利用することにしました。

「えっ?3倍になった金額を、更に3年間分更新したの?」

と、驚かれたかもしれませんんが、厳密に言うと「一旦解約」して新たに3年間の契約を結びました。


というのは、「お得な解決法」を見つけたからです。

「ノートン」の公式サイトで色々なプランを探しているうちに、下記の情報を見つけたのです。

ノートンの自動更新3


上記は2020年時点の金額ですが、3年版の金額が「14,480円(税込:15,928円)」となっていたのです。

1年更新で「10,980円(税込:12,078円)」支払うくらいなら、3年版の「14,480円(税込:15,928円)」だとだいぶ得するじゃないか~」

でも新たな契約だから、「既存の契約者でも利用できるのかな~?」

ということで、直接聞いてみようと考えました。


また、更新を止めて新たに契約する場合、問題になってくるのが残りの期限。

その時点での残りの期限があと50日間残っていたので、この残りの対応をどうしようかということです。

期限が無くなるまで利用して、切れると同時に新規購入するのか?

(そうすると、忘れそうな気がします…)


それとも、重複して購入してから、サポートに連絡すればアカウントを統合してもらえるのではないか?

など色々聞きたかったので、直接チャットで問い合わせたほうが速いかなと考えたのです。

ノートン

ノートンにチャットで問い合わせ

直ぐに問題点を解決できる「チャットサービス」ですが、2022年時点で探し出すのが結構大変になっていました。

2年前には、もっと簡単にたどり着いたのですが…


まず、「ノートン公式サイト」にログインして「マイノートン」を開き、「サポート」をクリックします。

ノートン問い合わせ1


「サポート」ページの下の方に「お問い合わせ」があるのでクリック

ノートン問い合わせ2
ノートン問い合わせ3


「ノートンのサポートに連絡する」のページが出るので「キャンセルと延長」をクリックします。

「アカウントを管理する」でも良いかもしれません。以前はこのような項目はなかったので。

ノートン問い合わせ4


そうすると、下に「引き続きヘルプが必要」と出るのでクリック

ノートン問い合わせ5


「ノートンのサポートに連絡する」のページの「チャットを開始」をクリック

ノートン問い合わせ6

ノートン担当者とのチャット内容

ノートンのサポートは、24時間365日対応してくれるチャットが便利です。

チャットの相手は、ほぼ日本語が理解できる中国人です。

日本人ではありませんが、割とどんな質問にも答えてくれるし対応はかなり良いと思います。


最初から、ズバリ聞いてみました。

えっぐん

ノートンの自動延長は高いですよね?
更新を一旦解除して、新規に3年版を購入したら問題はありませんか?
その後、アカウントは統合してもらえますか?

返事は…

女性A

可能です。問題ありません。

と、あっさり解決しました。

そして、

えっぐん

現在、自動延長になっていると思いますが、停止して下さい。

と頼むと、

女性A

今、停止致しました。

と、これも簡単に解決。

自動延長の停止も自分でやると面倒です。

チャットでお願いすれば、その場で直ぐ停止してもらえます。

一つだけ言われたのは、

女性A

現在のメルアドとは別のメルアドで申し込んで下さい。

ということでした。

多分、統合する際に同じアドレスだと都合が悪いのではないかと思われます。


その後、無事ノートン360プレミアム3年版を購入したので、プロダクトキーを入力します。

まず、ノートンを開いて「デバイス向けセキュリティ」を開きます。

ノートン設定1


これもワンクッションはいるので、ちょっと面倒になりました。

以前は、下記の画面が直接出てきました。

「ヘルプ」をクリック

ノートン設定2


右下の「プロダクトキーの入力」をクリックすると、自動的にアカウントに繋がります。

「プロダクトキー入力画面」が表示されたら、そこに入力します。

ノートン設定3

その後、再度問い合わせ画面から「チャット」を選択し、アカウントの統合をお願いしたら1分もかからず終了しました。

2022年2月時点のノートンのプラン別価格

上記で表示している料金プランは2020年のプランになります。

そこで、2022年2月時点の料金を調べてみました。

現在使用している「ノートン360プレミアム」の1年版の値段は、7,980円(税込)です。

これでも、2年前に受けた12,078円(税込)の3分の2の金額です。

どれだけ自動更新だと損するか、わかりますよね?

ノートン更新料金1


2年版だと15,780円(税込)なので、2倍より若干(180円)安いです。

ここまでは、まあこんなもんでしょう。

ノートン更新料金2


でも、3年版にしたら…

えっ?1年版のほぼ2倍(+20円)の15,980円(税込)?

2年版とは200円の差しかない!

となると、3年版を選ばないと損するでしょう…

ノートン更新料金3


個人的にはパソコンを複数台持っているので「ノートン360プレミアム(5台利用可)」を利用していますが、3台でよければ「ノートン360デラックス」、2台なら「ノートン360スタンダート2台」でも充分です。

しかし、3年間利用した場合、「ノートン360プレミアム」=15,980円、「ノートン360デラックス」=14,480円と、1,500円の差(年500円)しかありません。

「ノートン360スタンダート2台」だと3年版がないので、4,980円×3=14,940円と「ノートン360デラックス」より割高になってしまいます。

ちょっと不思議な価格設定です。


ちなみに、料金の変遷(ノートン360プレミアム)を表にまとめると下記になります。

契約年プラン金額(税込)台数内容
2014年プレミアム3年版12,551円3台更新延長料金
2017年プレミアム3年版13.637円3台更新延長料金
2020年プレミアム3年版15,928円5台新規契約
2020年※プレミアム1年版(未契約)12,078円5台更新延長料金
2022年プレミアム3年版15,980円5台新規契約

2020年から2022年の2年間ではほとんど値段は変わっていませんが、付加価値を増やしながら年ごとに値上がりしているのは止められないようです。

世界はインフレ傾向が続いているのに、日本だけデフレ傾向なのは大きな問題ですね…

メルアドの変更と一つだけ残った問題点

一つだけ手間がかかるのは、メルアドです。

古い契約(アカウント)に使っているメルアドは、新しいアカウントでは利用できません。

これもgmailなどのフリーアドレスを利用すれば解決できますが、古いアカウントで普段使いのメインアドレスを利用していた場合、少し厄介なことになります。


しかし、これも解決可能です。

まず古いアカウントのメルアドを、gmailなどの捨てアドに変更すれば良いのです。

そうすれば、新しいアカウントで、これまで古いアカウントで利用していた普段使いのメインアドレスを再利用できます。

要するに、違うアカウントで同じメルアドを同時に利用できないというだけです。


但し、一つだけ困った問題があります。

ノートンの場合、一度作ったアカウントを削除するのは非常に困難だということです。

私も、アカウント内で削除する手順をくまなく探したのですが、見つかりませんでした。

どうやら、アカウントを削除する場合は、サポートにコンタクトを取って削除してもらうしかないみたいです。


ですが、実際に削除されるまでに非常に時間がかかるようです。

ネット検索してみると、半年経っても古いアカウントが削除されず残っているという情報もあります。

私の場合、面倒くさいので古いアカウント内の重要な情報は削除した上で、そのままほったらかしにしています。

しかし、新規契約を繰り返した場合はアカウントが複数存在することになるため、最終的にはやはりサポートにコンタクトを取って古いアカウントは削除するかもしれません。

まとめ

ノートンの自動延長サービスは、かなり割高な価格設定なので、そのまま更新すると間違いなく損をします。

長期利用の方にはサービスするのが当たり前だと思っていましたが、どうやら違うようです。

新規契約の方が得します。


ということで、継続利用を考えている方は、自動延長サービスを利用せずに延長更新機能を停止した上で、別アカウントで新規契約をすればお得に更新が出来ます。

新規購入の後、古いアカウントと新しいアカウントを統合することで、古いアカウントに残っている日数も加算することが出来ます。

そして、チャットを利用して問い合わせると、自動延長の解除やプログラムの統合もその場でやってもらえるので便利です。

ノートン

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